「動悸がする」「胸がドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」
そんな不整脈のような症状があっても、いざ病院で検査を受けると「異常なし」と言われてしまった経験はありませんか?

不整脈の検査でよく使われる「24時間心電図(ホルター心電図)」では、症状が出るタイミングと検査のタイミングが合わなければ、異常が見つからないことも珍しくありません。

不整脈は「かくれんぼ」が得意?

不整脈の診断は、その不整脈が出ているときに心電図検査でとらえる必要があります。

1日中不整脈が出ていたり、運動すると不整脈が出現するなど出現タイミングに特徴がある場合には、医療機関でうける心電図検査で異常をとらえられる可能性が高くなります。

ですが、不整脈が数日に1回しか現れないという場合は、検査を受けるタイミングにより不整脈が出現せず「異常なし」となってしまうことも少なくありません。

このようなケースでは、

  • 「本当に不整脈だったのか不安が残る」
  • 「症状はあるのに、検査で異常がないと言われてモヤモヤする」
  • 「何度も検査を受けることになってしまう」

など不安や不満が残ってしまいます。

解決策は、記録時間の延長

こうした問題を解決するために24時間心電図(ホルター心電図)に加えて、新たにHeartnote®(ハートノート)という新しい不整脈検査ツールが使用され始めています。

Heartnote®の最大の特徴は、最大で7日間にわたって心電図を連続記録できるという点です。


その他、

  • 小型かつコードレスなので日常生活に支障がでづらい
  • 防水性があるので、シャワーが可能(入浴は不可)

といった特徴もあります。

当院ではこのHeartnote®を導入し、

  • 「24時間では検出されなかった不整脈が見つかった」
  • 「明らかに治療が必要な不整脈が数日後に出現していた」

など、治療方針を左右する重要な情報が得られた例を経験しています。

Q&A:患者さんからよくあるご質問

Q. 入浴はできますか?

A. 防水対応なので、シャワーや半身浴(機器を浸水させない)は可能です。
完全にお湯に浸かると故障の可能性があるので控えていただきます。詳細は装着時に説明いたします。

Q. 料金はどれくらいかかりますか?

A. 検査は、健康保険の適応になる検査です。このため診療報酬は医療機関で一律に決められていて、どの医療機関でも同じ金額になります。
保険の負担額により変化しますが、ホルター心電図(8時間以上)は、1,750~5,250円(令和7年現在)となります。窓口ではこの金額に、医師の診察料や病気の管理料などが加わって、患者様が窓口でお支払いする料金となります。

Q. どんな不整脈が見つかりますか?

A. 発作性心房細動、上室性頻拍、心室性期外収縮など、日によって出たり出なかったりする不整脈の検出に向いています。

まとめ:心電図検査は「長さ」で変わる

検査のときに限って症状が出ない——これは、決してめずらしいことではありません。

ただ、技術の進歩により、「いつ起こるか分からない不整脈」への対応力があがっていることも事実です。

当院では、動悸や脈飛び、息切れといった症状が不整脈によるものなのか、より確実な診断へとつなげる選択肢としてHeartnote®をご提案しています。

「一度検査したけど、何も出なかった」
そんな方も、どうぞお気軽にご相談ください。


大阪、天王寺、上本町、谷町線沿線で循環器内科をお探しの方は、夕陽ケ丘ながいクリニックもご検討下さい。不整脈の精密検査、必要に応じて専門医療機関へのご紹介もさせていただきます。

最後までご覧頂きありがとうございました。


※文責:夕陽が丘ながいクリニック 院長 永井宏幸