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当院では、以下の健診・検診・自費検査を行っております。

事前のご予約が必要となりますので、お電話にてお問い合わせ下さい

特定健診

40歳から75歳の保険加入者を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行われる健診です。
メタボリックシンドロームが脳卒中、心筋梗塞などの重大な病気の原因となる場合が多いため、早期診断・早期介入が必要です。

メタボリックシンドロームとは
内臓脂肪型肥満に高血糖、脂質代謝異常、高血圧を合併している状態。動脈の内壁が硬くなったり厚くなる変化=動脈硬化を起こしやすく、結果的に脳血管疾患、心臓疾患、腎臓病などを引き起こしてしまうリスクが高いです。
※国保、社保の方とも10/1~受付可能となります。保険者から送られる受診券が必要になります。ご希望の方はお申し出ください。

メタボリックシンドロームの診断基準(日本)

メタボリックシンドロームの診断基準(日本)

検査項目

  • 問診、診察
  • 身体計測(身長、体重、腹囲、肥満度、BMI)
  • 血圧測定
  • 血液検査
  • 脂質検査(中性脂肪、HDL・LDLコレステロール)、肝機能(GOT・GPT・γ-GTP) 、耐糖能検査(血糖・HbA1c)
  • 尿検査(尿糖、尿たんぱく)
  • 医師の判断で追加で施行される検査  ・・・腎機能検査(Cr,eGFR)、心電図、貧血検査

がん検診

がんは初期段階ではほぼ自覚症状がなく、症状が出たときにはすでに進行したステージになっているということがあります。
症状がなくてもがん検診を受けて、がんを早期に発見できれば適切な治療ができます。

すべてのがんに検診があるわけではなく、検診を行うことの有効性が確立されているがんにのみがん検診が行われます。
ご自身とご家族のために、必ず定期的ながん検診を受けましょう。

大腸がん検診

・大腸がんの特徴
他がんより遺伝性が高い。(大腸がんにかかった家族がいる方は意識を高めましょう!)

・方法
便潜血検査(2回の検便で便に血が混じっているかみる) 1年に1回

・対象
40歳以上

・費用
300円

前立腺がん検診

令和3年7月より、大阪市で前立腺がん検診が始まりました!

・前立腺がんの特徴
男性の罹患率第1位。比較的進行は遅い。

・方法
血中PSA測定(血液検査によりPSAという前立腺に特異的なたんぱく質の値を調べる)

・対象
検診を受ける年度に50歳、55歳、65歳、70歳になる方

・費用
1,000円

その他の大阪市の検診・健康診断

肝炎ウイルス検査

B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの感染を調べる検査です。
感染経路は人の体液、血液などからで、多くの方は感染しても自覚症状がありません。しかし後に慢性肝炎や肝臓がんを発症する可能性があります。

過去に検診で肝炎ウイルス検査を受けたことがない大阪府民の方は受けることができます。

項目肝炎ウイルス検査
対象者(受診日現在)20歳以上
受診者負担金無料
内容血液検査
備考一生に1回のみ

大阪市健康診断

生活保護または中国残留邦人支援給付を受給中の方を対象とした健診です。

項目大阪市健康診断(生活保護受給者などの検診)
対象者(受診日現在)40歳以上
受診者負担金無料
内容診察 / 身体計測 / 血圧測定 / 血液・尿検査

一般健診 (入学・就職前、企業健診含む)

当院では以下の健診コースを設定しております。

学校や企業によって指定される項目が異なる場合がありますので下記以外の健診を希望される場合には、お電話にてお問い合わせください。

Aコース
一般診察、胸部レントゲン、尿検査の簡易的なコースです。

Bコース
雇用前健診・企業健診に対応している標準健診です。

Cコース
Bコースに詳細な採血項目を追加したものです。

一般検診表

Aコースの結果は即日発行可能です。
B、Cコースは1週間程度お時間がかかります。

その他の自費検査

自費検査とは
健康状態チェックのためのご希望や、学校や職場などに提出が必要な場合がある単項目の検査です。

感染症関連検査

・麻疹・風疹・ムンプス
過去にワクチン接種をしていたり罹患歴があると陽性になります。ワクチン接種の必要性を調べたり、ワクチン接種後の抗体価確認に用いられます。

・HBs抗原、HCV抗体
B型・C型肝炎ウイルスへの感染を調べる検査です。

・HBs抗体
B型肝炎ウイルスへの過去の感染(免疫力)の有無を調べたり、ワクチン接種後の抗体価確認に用いられます。

・HIV抗体、梅毒検査
性感染症の精査です。

・結核検査(TSPOT)
結核感染の既往を調べる検査です。

血液型

ABO-Rh型を調べます。

ピロリ菌関連

・血中ヘリコバクター・ピロリ抗体/便中ヘリコバクター・ピロリ抗原検査
ピロリ菌は胃に住み着く菌で、胃炎や胃潰瘍、胃がんのリスクとなります。特に胃がん発症を減らすため国際的に除菌が勧められています。ご家族にピロリ菌感染歴があると、ご自身も感染している可能性があります。
当院では血液検査、便検査にてピロリ菌感染の有無を調べることができます。

・ABC健診
血液検査によるピロリ菌抗体検査と、食べ物の消化に関与する『ペプシノゲン』という物質の血中濃度を同時に測定することで、胃がんのリスク分類ができます。

腫瘍マーカー

・CEA、CA19-9
腫瘍マーカーは種類が多いですが、その中で消化器系のがんや甲状腺、乳がんなど幅広いがんで上昇することのある2つです。
一般的には腫瘍マーカーのみでがんの有無を確定することは困難であり、解釈は医師の総合的な判断が必要となります。

自費検査費用一覧

自費検査費用一覧表

診断書

診断書の種類料金(税込)
一般診断書2,000円