プラセンタ注射とは

赤ちゃんとお母さんとをつなぐ胎盤を「プラセンタ」といいます。
胎盤はもともとお母さんの体に備わっているものではなく、受精卵が子宮内壁に着床して初めてつくられます。つくられた胎盤と赤ちゃんはへその緒でつながっていて、栄養や酸素を赤ちゃんに届け、赤ちゃんを育てる役割を持っており、役目を終えると出産とともに母体外に排出される短期的な臓器です。

胎盤には細胞を育て、活性化させるたくさんの成長因子の栄養素がたいへん豊富に詰まっており、栄養素それぞれが調和を取りながら、体の調子を整えてくれます。

プラセンタ注射 効果

★更年期障害:イライラを抑制する
★免疫賦活作用:病気に対する抵抗力を高める
★活性酵素除去作用:活性酸素を除去し、廊下を防ぐ
★強肝・解毒作用:肝臓の働きを強化する
★妊娠の乳汁分泌促進作用:妊婦の乳汁分泌を促進する
★抗アレルギー作用:アレルギーを抑える
★疲労回復作用:疲労の回復を促す
★美肌促進作用:シミ、シワ、ニキビを抑え、美白を促す

プラセンタ注射 料金

初診料 3,500円
以降の注射のみの場合、再診料は頂きません

≪皮下注射≫
1回1アンプル 1,000円(税別)
1回2アンプル 1,500円(税別)
1回3アンプル 2,000円(税別)

プラセンタ注射を受けるまでの流れ

  1. プラセンタ注射をご希望の方は、お電話にて事前予約をして頂き、診療時間内にご来院下さい。
  2. 診察順にお呼びしますので、お待ちください。
  3. 初診時、プラセンタの効果、リスクを説明し、同意書を記入して頂きます。
  4. 皮下注射で短時間(1~2分程度)で終了です。

プラセンタ注射をご希望の方に、適切な用法・容量を検討致しますので、お気軽にご相談下さい。

プラセンタ注射を受ける間隔

間隔はあくまでも平均的な目安です。
注射を受ける間隔や投薬量は、ご自身の体調に合わせて調整していく必要がある為、
医師としっかり相談し、治療を進めていきましょう。

更年期障害に対しての場合

1週間に3回(1回1アンプル)
症状の改善がみられる2~3か月以降は、1~2週間に1回程度

疲労回復に対しての場合

1週間に1~2回(1回1アンプル)
症状の改善がみられる2~3か月以降は、1週間に1回程度

肌のトラブル改善の場合

1週間に1回(1回1アンプル)
肌の再生サイクルは、28日周期のため、効果が実感できるには、注射を受け始めて、数週間ほどかかります。

プラセンタ注射の副作用

プラセンタは比較的副作用が少ないと言われておりますが、今までに下記のような点が確認されておりますので、気になる方や症状が現れる方は医師へご相談ください。

  • 注射部位の疼痛、過敏症(発心・発熱・搔痒感など)、注射部位の硬結
  • ショック:ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸製剤の為、まれに生じることがあると報告あり

プラセンタ注射ご希望の方への注意事項

当院で使用するプラセンタは人の胎盤(臓器)を原材料としています。
生物由来(ヒト)の製剤のため、一度でもプラセンタ注射をお受けになりますと、献血ができなくなります。
当院で使用するプラセンタ製剤は製造メーカーで厳密に検査を受けています。
ヒト胎盤由来の原材料とした医薬品により、感染症が伝播したとの報告は現在まで国内・海外ともにありませんが、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病などの感染リスクを完全否定できません。
厚生労働省の指導により、当院にてプラセンタ注射を受ける方にはしっかりと説明しご納得いただき、承諾書にご署名を頂いた上での投与を実施しております。