2023年5月、新型コロナウイルスが感染症分類の5類に移行し、少しずつ以前の日常が戻りつつある今、テレビなどのメディアでも以前ほど感染状況についての情報を見なくなりました。

ですが、当院含め知り合いの発熱外来を行っているクリニックレベルでは、未だ診療中を通して発熱外来の予約の電話が鳴り、予約枠がいっぱいになる所もあります。

また、以前から問題視されていた、コロナウイルス感染後の後遺症(長引く咳、味覚障害、倦怠感など)で辛い状態が長引いている方も変わらず見受けられます。

やはり普通の風邪ではないなと言う印象は、今でも変わりません。

引き続き、感染予防対策(流行期に人混みに混じらない、換気、マスク、手洗い)の実施が大切だと感じます。

生活習慣病とコロナウイルス重症化リスク

また、持病のある方がインフルエンザやコロナウイルスに感染すると、重症化リスクが高まるとされています。

特に、肺や気管支の病気がある、腎臓機能が低下している、免疫機能が低下している、糖尿病を煩っているなどの持病がある方は重症化リスクが高いと言われており、できる限り感染対策をするのが望ましいのと同時に、可能な限り持病の状態を改善させておく事も必要ではないかと考えます。

運動療法は攻めの治療

持病の管理のために適切な治療を受ける事は大前提として、可能であればさらに攻めの治療として運動療法もお勧め致します。

運動には薬では得られにくい、呼吸筋機能の改善、血管機能の改善、骨格筋機能の改善などが期待でき、感染症を乗り越える原動力となるはずです。

また、代謝機能の改善から、糖尿病や肥満など、感染症に対する重症化リスクを軽減させる効果も期待できます。

メディカルフィットネスという選択肢

運動が大切なのは理解しているけど、面倒、好きじゃない、時間がない、どうせ続かない・・・と運動しない理由を探して納得しがちです。

当院では、運動が苦手な方にこそお勧めしたいメディカルフィットネスをご提案しております。

ずっと通い続けるのは大変です。当院では基本的には半年~1年で卒業することを目指したサポートを行っております。


まずは運動を習慣化させること。
「これならやっていけそう」という、自分なりの運動内容を見つけていただくこと。

運動はお金をかけなくても行えますが、他の習い事と同じように効率よく運動を行っていくために、一定期間は「運動も習い事」として考えていただき、サポートを受けることもメリットがあることではないでしょうか。

大阪天王寺区、上本町近辺で運動を始めたいとお考えの方は、夕陽ヶ丘ながいクリニックに一度ご相談下さい。