皆さんこんにちは、健康運動指導士の東野です。
今回は、何やっても痩せない人が、陥っているかもしれない罠5選というテーマです。
特に研究やデータに基づいている訳では無く、あくまで私(東野)の経験則からとなりますのでご留意下さい。
目次
①我慢や制限
食事制限、カロリー制限、糖質制限、脂質制限。
制限・・・制限、
我慢・・・我慢
アカンと思うと余計に食べたくなることってありませんか?
人って禁断の果実に手を出したくなる生き物なんだと思います。
何やっても痩せない人が陥る罠の①つめが「制限や我慢」です。
この我慢が続けばいいかもしれませんが、我慢してるのに結果が出ないと、我慢の反動でやけ食いやドカ食いにつながることってありませんか?
この罠から抜ける手段の一つとして、我慢や制限ではなく、メリハリをつけて食べることをご提案します。
毎週水曜日は好きなアイスクリームを、好きなタイミングで食べる日。
毎週土曜日は、ご飯をおかわりしてもいい日。
など、これを制限されると一番ストレスが溜まると言うものを1つか2つ選んで、週に1回ずつは「食べる日」をもうけてみるのも手段の一つです。
我慢する時はしっかり我慢する、緩めるときは緩める・・・とメリハリをつけることで、どうしてもやらなければいけない制限や我慢が継続しやすくなるかもしれません。
②太る原因を追求しないで始めてしまう
世の中になんとかダイエット。
食べ物系、運動系、メンタル系、エステ系と、果たしてどのくらいの種類があるんでしょうか?
みんなが成功したダイエット25選なんていうのもネットでゴロゴロころがっています
何やっても痩せない人が陥る罠の2つめは、「原因を追求しないで始めちゃう」です。
情報が全て嘘というのではなくて、実際に成功している方がいらっしゃるので、どの方法もその方にとっては正しい方法だった・・・という認識が大切です。
炭水化物の取り過ぎが原因と考えられる方が、炭水化物ダイエットをするとうまくいく可能性が高いですが、そうで無い方がやっても思った効果は出づらいです。
みんなにとっての痩せない原因や太る原因ではなくて、「あなたにとっての原因を」しっかりと見極める事が大切です。
あなたの痩せない原因は本当に炭水化物でしょうか?脂質でしょうか?運動が足りないからでしょうか?
さていったい何でしょうか?
③食べない
3つめの罠はシンプルに「食べない」ことです。
活動的な生活を送ったり、しっかり運動やトレーニングを送る為には、エネルギーが必要で、そのエネルギーが不足していると、常にカラダが怠かったり、頭がぼーっとして動く意欲がわかなくなったりします。
摂取カロリーは少なくても、それ以上に省エネになってしまうと、少ない食事で足りてしまいます。結果痩せません。
また、食事量が少ないというのは、筋肉の元になるタンパク質が不足しがちになったり、エネルギー代謝に関わるビタミンやミネラル不足も心配です。
食べ物のかさが少ないので、腸の働きも悪くなって便秘がちになったりすることも心配です。
とはいっても、痩せないのに、今以上に食べる量を増やす事って、めっちゃ怖いと思います。
なので、この人食べてないなと感じた時には、「一先ずカロリーの少ないものから、量を増やしましょう」とお伝えすることもあります。
例えば、葉物野菜やキノコ類が少ないのなら野菜系から増やす。
野菜は十分とれている場合には、低糖質低脂質のヨーグルトや、白身の魚、鶏肉などのタンパク質を多く含む食品を増やす。
炭水化物が少なすぎる場合には、お米を一口二口増やすことから始めてもらいます。
健康的に痩せるには、運動は不可欠です。しっかり動けるように、必要以上に食事を削らないようにすることをお勧めします。
④眠れていない
皆さん、毎朝すっきり目覚めていますか?
寝てはいるけど疲れはとれていますか?朝からすでに一日が終わったかのような疲労感がでてないでしょうか。
何やっても痩せない人が陥る罠の4つめは、「睡眠不足」です。
十分な睡眠時間がないと、頭もカラダも動きが鈍くなり安く、想像以上に省エネの日々を送ってしまうことにつながります。
食事量はたとえ少なくても、カラダが重い、だるい、すぐ疲れる・・・など、カラダは休むこと、エネルギーを使わない様な生活へと導いていきます。
もちろん積極的に運動しようとも思えないでしょう。
十分な睡眠時間の議論はさておき、だらだらとテレビやスマホを見ていて睡眠時間が短くなっている方、寝る間際の飲酒など睡眠の質を低下させる習慣がある方は、いい睡眠をとるために生活リズムや生活習慣を見直してみるのもいいかもしれません。
⑤二次性肥満
最後は「痩せない」というよりは「どんどん体重が増えていく」時に、内科的な病気が関わっている可能性を考えます。
最後5つめの罠は「もしかして病気?」です
体重が増えてしまう内科的な病気として、甲状腺機能低下症、クッシング病、子宮筋腫、リンパ浮腫などいくつか考えられますが、これら意外にも原因となる病気がある可能性があるので、頑張っても痩せない、もしくは理由も無いのにどんどん太ってくることに不安がある場合は、一度内科医にご相談下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
当院では健康増進、生活習慣病の予防や改善、介護予防、がん治療中の体力維持など、何かしら医学的な管理を行いながら運動を行う必要がある方に対して、メディカルフィットネスをご提案しております。
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