こんにちは、心臓リハビリテーション指導士の東野です。

最近、リハビリテーション中に「不整脈」を見かけることが増えてきました。

不思議なもので、今まで穏やかだったのに一人慌ただしくなると、周りもつられて慌て始める・・・なんとも仲の良い患者さん達です。

心臓リハビリ中によく遭遇する不整脈としては、期外収縮と呼ばれる通常のペースメーカーに横這い入りする不整脈です。

患者さんの病歴なども考慮して、様子観察でよいものから、狭心症など心臓の病気のサインである可能性までを考えていきます。

必ず医師に相談することはもちろんなのですが、報告相談する際に、「医師ならどう判断するか」を一度自分で考えてから報告するようにしています。

ただ異常があるから報告して指示を仰ぐというのでも悪くはないのですが、可能な限り医師レベルに近い領域で心臓リハビリの管理をさせていただきたいと考えているので、日頃から意識しています。

安静時の検査では見つけられない心臓のSOSサインが不整脈として現れることもあり、心臓リハビリテーション中の不整脈のチェックは重要で責任の重い仕事です。

患者さんの安全を確保し、病気の早期発見治療につなげるためにも、これからも心電図や不整脈の勉強を続けていきたいと思います