こんにちは、心臓リハビリテーション指導士の東野です。

7月13日,14日と神戸で開催された心臓リハビリテーション学会に参加してきました。

院長の永井は、「心臓リハビリテーションの新しい運動負荷。汗中乳酸センサーを解く」という題目で登壇させていただきました。

多くの方に足を運んでいただき、参加者の方と活発なディスカッションも行われておりました。

私(東野)は、クリニックレベルでの心臓リハビリの現状や、各施設の工夫などの発表を中心に拝聴してきましたが、どのセッションも人気で会場に入りきらないものもしばしばでした。

クリニックレベルの心臓リハビリ施設それぞれの課題はあるものの、共通しての課題は心臓リハビリの認知度の低さです。


心臓リハビリは、治療ガイドラインにおいても推奨は最高クラスで、取り入れた法がよいとされる治療方法に位置づけられています。


ですが、患者さん、そのご家族への認知度というのは、まだまだ十分とは言えません。
当院に限らずですが、退院後も外来で心臓リハビリを継続されている方は、本来、心臓リハビリが必要な方の10%に満たないというのが日本の現状です。


発表されたそれぞれのクリニックの方々も、この状況を何とかしないといけないと工夫をされていました。

当院も開院からもう少しで1年になります。心臓リハビリに参加される方は月間延べ人数約200名と徐々にではありますが賑わいがでてきています。

引き続き心臓リハビリの啓蒙に取り組んでいきたいと思います。

医学は日進月歩なので、取り残されないようスタッフ一同、日々勉強を積み重ねて、皆様に最善の医療をご提案出来るように努めてまいりますので、引き続き宜しくお願い致します。